塩湖・海水・廃棄物などから
リチウム・レアメタルの回収に成功

国家・自治体の協力の元、資源の調査・研究を行い、リチウムやレアメタルの回収を実現しています。

南米ボリビアのウユニ塩湖のかん水からリチウム回収の実証試験を実施しました。高濃度のナトリウム、マグネシウム、カルシウムおよびカリウムが共存しているかん水からリチウムだけを選択的に回収することに成功しました。

日本国内の地熱発電所において、地熱水に含まれるリチウム回収テストを実施しました。共存しているシリカ成分を前処理することにより、安定的にリチウムを回収することに成功しました。

佐賀大学海洋エネルギー研究所(IOES)に海水からのリチウム回収のパイロットプラントを設計し、建設しました。このパイロットプラントを用いて、伊万里湾の海水からのリチウム回収の実証試験が行われました。

車載用リチウムイオン電池(LIB)のリサイクルを目的として、廃LIBを分解、熱処理されたブラックマスからのリチウム回収試験を実施しました。コバルトやニッケル、銅などのメタルが共存しているブラックマスを熱還元して、生成した炭酸リチウムを水に溶解させて、吸着法にて分離精製して、高純度の炭酸リチウムを回収することに成功しました。

地下水には地域によっては、ヒ素やホウ素などの毒性元素を含んでいるものがあり、これらの毒性元素を除去し、安全な水を提供することを第一位として取り組んでいます。また、ホウ素はレアメタルであり、回収されたホウ素からホウ酸を製造するプロセスの開発にも取り組んでいます。